代表理事挨拶

当機構は、外壁塗装剤・下地材に含まれるアスベストの適正な処理に必要な工法、ジェイアール西日本ビルトとトッププランニングJAPAN、パナソニック環境エンジニアリングの3社で共同開発された特許技術である「バキュームウォータージェット工法(VAWM工法)」の普及及び提供を行い、当機構会員の技術・品質・安全性・生産性の向上を図り、アスベスト被害のない社会を目指し、社会に貢献することを目的として設立されました。

日本国内にはアスベストを含有する建築物が約280万棟存在していると言われています。
詳しく説明するまでもなく、アスベストは有害物質であり、適切な処理が行われないと環境に多大な影響を与え健康被害をもたらします。
アスベストの除去に際しては、正しい手順と仕様で作業を行わないと安全・適正に処理が出来ません。
VAWM工法は超高圧の水を噴射しアスベストを含有する躯体表面の塗膜や下地材を削り取り、同時に強力なバキュームで排水を回収するもので、現在最も有用なアスベスト処理技術であると自負しております。

当機構に加盟して頂いた会員の皆様には、VAWM工法の特許技術を貸与させて頂きます。
アスベスト処理の正しい施工法を普及させ、アスベスト被害をなくし、共に社会に貢献して頂きたいと存じます。

2020年10月
一般社団法人アスベスト処理技術機構
代表理事 村山 哲生

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